「虚球自像」三澤憲司氏

静岡県の彫刻家、三澤憲司氏の作品「虚球自像」(こきゅうじぞう)は、1995年の日吉駅改修時に改札前に設置された。駅東側の慶応大キャンパスと、西側に放射状に広がる商店街とを結ぶヘソとして、人と人をつなぐ、という想いが込められているという。近隣の住民や慶大生からは「ギンタマ」の愛称で呼ばれ、待ち合わせ場所の定番となっている。

添えられた金属のプレートには、次のような三澤氏のメッセージが刻まれている。
『この球に体の一部分、手、足、目、耳、鼻を入れることによって、五感を確かにする時、球からイメージをエネルギーとして受けます。すると、もう一つ向こう側の自分をみることになります。それがアートです。人間が参加することによって、この作品は完成されます。
1995年11月 三澤憲司 作』