9/23 目からウロコのまち発見講座【1回目】

9月23日(祝)の午後、2回連続講座の1回目「目からウロコのまち発見講座」が開かれ、25名が参加しました。

講座講師は、絵地図師・散歩屋という肩書きを持ち、グラフィックデザイナーでもある高橋美江さん。全国200カ所以上の絵地図を作成し “絵地図の第一人者”高橋さんは、以前都筑区に住んでいたこともあるんです。
私(岩室)も愛用していた都筑のマップ「緑道マップ」なども高橋さんの作品です。
ユニークで独特のまちの見方を高橋さんに教えてもらい、みんなで都筑のまちの魅力を再発見しようと、講座を開きました。最初に高橋さんからのレクチャーをうけました。まちにあり、いつもスポットの当たっている「ハレ」のもの。でも実はまちには、「ハレ」の反対である日常の中にある「ケ」のものにも、魅力がたくさんある。物の見方を変えてみるとまちはアートにあふれている、というお話を伺いました。

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そして、美江さんが作った絵地図や、まちあるきをして撮影した写真などを見ながら、日常の中にある、まちのアートのおもしろさ、目の付け所について伺いました。

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レクチャーが終わったら、グループに分かれて、写真をとりにまちに出ました・・・。みんなでわいわい言いながら、30分ほどでみなさん戻ってきて、写真を提出。さてどんな写真をとってきたのでしょうか。

いくつかの写真をここで紹介します。

Aグループは、山崎公園に行きました。

釣り人の後ろに接近するコサギの写真。魚が釣れるのをまっているのでしょうか。
釣り人を見るコサギ
5本の指のようにみえるオブジェから、本当は噴水がでるのでしょうか。
夏になったら出るのかどうなのか。この日はひっそりとしていました。
手のひらの形をしたオブジェ
実はこの写真は橋の天井を写しています。この下にはせせらぎが流れています。
天井のキャンパスをいつまでも見とれていたいような、ゆらゆらと水面が写されていました。
橋の天井に写る水面

Bグループは、中川の西側に行きました。

ガムテープで貼られているのですが、実はこれは、オオカミのお札なんです。
ここは何に使われているのでしょうか?
乱雑に扱われているお札
お札のある小屋

ユーモラスな顔の水場の2つのオブジェ。
顔のある水場

顔に見えるオブジェ

Cグループは、中川駅前に行きました。

ガラスの歩道橋ガレリオをいろんな角度で撮った写真がおもしろいですね。
ガレリオ

先端に焦点をあてると別のものに見えてきます。
ガレリオ先端

内側からみるとまた風景が違います。
ガレリオ内側ひき
もっとアップで見てみると・・・・え?均等じゃないのかな。
ガレリオ内側

Dグループも山崎公園の周辺に行きました。

ハウスクエアを出てすぐにある、ちいさなケーキ工場の看板が空に浮かぶケーキのよう。
そらに浮かぶケーキ

このまちもまだ新しいのですが、なんと東屋らしきものの痕跡が、まるでひみつ基地のように。
東やのなごり

緑の絨毯になりそうな、石畳。
自然がつくったアート

4つのグループがユニークな写真をとってきました!
さて次回の講座までに個人個人がアートをテーマに作品をとってくることが宿題です。